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2023年1月、5代目となる新型プリウスが発売されました。
フルモデルチェンジということもあり、非常に話題となっている今回の新型プリウス。
今回は注目の5代目新型プリウスのインテリアを始めとした魅力ポイントについて徹底解説いたします。
目次
プリウスの歴史
[出典引用:TOYOTA公式HP]
まずはプリウスが販売されてから現在に至るまでの経緯について、お伝えいたします。
初代プリウス
1997年に販売が開始され、2003年まで販売されていたモデルとなります。
「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズがあり、ハイブリッド車の先駆けとしてその名を世界に広めていきました。
燃費性能にとことんこだわり、CO2排出量を半減する等、世界初となる量産型ハイブリッドカーとして話題になりました。
ココがポイント
低燃費を実現した最大のカギがボディの軽量化。
高張力鋼板を採用し、ボディを最大限軽くする事によって、28.0km/Lという今までの常識を覆す低燃費を実現しました。
2代目プリウス
2003年から2009年まで販売されていたモデルです。
初代モデルとの大きな違いは、EVドライブモードが搭載された点。
ココがポイント
時速55km以下であれば電気モーターのみで走行可能である事。
燃費性能も向上し、35.5km/Lを達成しました。
又、ボディフォルムもセダンタイプからハッチバックタイプへ変更となり、見た目も大きく変化しました。
今は当たり前となっている、エンジンをプッシュボタンでスタートする等の操作系技術もプリウスが先駆けとなっています。
3代目プリウス
販売期間は2009年から2015年となった3代目のモデル。
排気量が2代目の1.5Lから1.8Lへと拡大し、機動力の向上を実現。
ハイブリッドシステムも新開発された「リダクション機構付きTHS2」が採用されたことで、、燃費38.0km/Lを達成。
ココがポイント
切れ長ヘッドライトを採用し、フォルムがシャープな印象に。
このモデルが販売されている期間に、派生のプリウスとして「プリウスα」、「プリウスPHV」が販売を開始。
プリウスがより拡がりを見せていきます。
4代目プリウス
2015年に販売を開始したモデルとなります。
それまでのモデルと比べ、低重心でスポーティーかつシャープな外装へと変更。
ココがポイント
ボディだけでなく、モーターやバッテリーの軽量化により、40.8km/Lの低燃費を実現。
更に、衝突回避支援システム「トヨタ セーフティセンスP」をグレード設定にしました。
プリウスの歴史を見ていく事で、よりその性能の高さとこだわりを感じられますね
5代目新型プリウスの登場
[出典引用:TOYOTA公式HP]
そして2022年、5代目となる新型プリウスが登場しました。
低燃費カーとして注目度の高いプリウスがフルモデルチェンジするとあって、ニュースでも非常に話題となっていましたね。
新型プリウスのボディサイズや燃費性能について詳しく見ていきましょう。
ボディサイズ
新型プリウスのボディサイズはこちら。
- 全長 4600mm
- 全幅 1780mm
- 全高 1430mm
- ホイールベース 2750mm
4代目のモデルと比べると、全長+60mm、全幅+20mm、全高-40mmと大幅にサイズ変更されています。
ココがポイント
又プリウス史上初めて、ホイールベースサイズが変更される。
4代目のモデルに+50mmの2750mmとなっています。
この全高を更に低くした事、ホイールサイズを大きくした事によって、より低重心で安定した走りを実現したんです。
燃費性能
プリウスといえば、やはり気になるのが燃費性能ですよね。
WLTCモードでの燃費
Z、Gグレード=28.6 km/L
U、Xグレード=32.6 km/L
WLTCモードは「市街地モード」と「郊外モード」、「高速道路モード」の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードを指します。
4代目プリウスの燃費は40.8km/Lとなっている為、やはりボディのサイズも大きくなっている事から、燃費性能は下がっていますね。
ちなみに過去のプリウスの燃費性能はこちら。
- 初代プリウス=28.0km/L
- 2代目プリウス=35.5km/L
- 3代目プリウス=38.0km/L
- 4代目プリウス=40.8km/L
燃費だけで見ると1代目新型プリウスと近い数値となっています。
燃費ではなく、デザインにこだわって振り切ったトヨタの気力が感じられますね。
新型プリウスのインテリア
[出典引用:TOYOTA公式HP]
新型プリウスの気になるインテリアについてお伝えしてまいります。
今回のプリウスのインテリアは「見るものは遠くに、操作するものは近くに」をコンセプトに配置されており、デザイン性と共に操作性の向上もポイントとなっています。
こだわりのインテリアカラー
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やはりインテリアの重要ポイントとなるのが、色合いですよね。
新型プリウスのインテリアカラーは、Zグレードではグラディエントブラック(以下、ブラック)に加え、無償オプションとなるマチュアレッド(以下、レッド)の2色から選ぶことができます。
インテリアカラーにブラックを選択した場合のインテリアカラーはこちら。
- 室内基調色=ブラックとダークグレー
- アクセントカラー=ニュアンススティールカラー
- インパネのイルミネーションカラー=ブルー
一方、インテリアカラーにレッドを選択した場合はこちら。
- 室内基調色=ブラック
- アクセントカラー=アナダイズドレッドカラー
- インパネのイルミネーションカラー=レッド
黒とレッドのコントラストはよりスポーティーさが増し、走る時のわくわく感が高まります。
又、今回トヨタ初採用となったイルミネーション通知システムにより、インパネのイルミネーションがインテリアをおしゃれにするだけでなく、点滅による注意喚起も促してくれるようになっているのです。
注意喚起の点滅時は、時間帯に合わせて照度を自動調整してくれるので、運転の邪魔にもなりませんよ。
トップマウントメーターの配置
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4代目プリウスとのインテリアでの大きな違いとして、メーターの配置が車体のセンターから運転席前方に変更となりました。
メーター上のフードも除かれ、よりシャープな印象に。
フロントのエアコンボタンも直感的に操作しやすく、扱いやすいのも嬉しいですね。
地味に重要なポイント、USBソケットの数
個人的に車内環境を快適に過ごすにあたって、USBソケットの数は重要だと感じています。
新型プリウスはシフトレバー前方にあたる、エアコン操作パネルの下部に2か所と、中央のコンソール内に2か所の計4か所に設置されています。
中央コンソール内からケーブルを伸ばせば、後部座席にいても充電しながら操作が可能になります。
又、Zグレードではワイヤレス充電が標準装備となっており、より簡便に充電する事が可能になります。
ワイヤレス充電はオプションで追加する事はできない為、Zグレードのみの仕様となっています。
しかし、USBソケットは4つありますので、充電の電源確保には充分ですね。
スポーツカー様のシート配置
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そして今回の新型プリウスのインテリアで大きなポイントとなるのが、シート配置の低さ。
全体の車高が低くなっている事もあり、車内に乗り込む際はまるでスポーツカーに乗り込むかのようなワクワク感を味わえます。
運転席からの視線も低い為、歴代のプリウスとは全く異なる運転仕様となる事間違いなしです。
又、Zグレードではシートヒーターとシートベンチレーションが標準装備となっています。
寒い日はシートヒーター、夏場の暑い日はシートベンチレーションで冷涼感を高め、快適な運転をサポートします。
インテリアと運転性能にこだわっている新型プリウスへの注目度はまだまだ高まるばかりですね。
忘れてはいけない外装のデザイン性
[出典引用:TOYOTA公式HP]
新型プリウスの魅力として、インテリアもさることながら、外装のデザイン性も見逃せません。
ハンマーヘッドシャークをモチーフとしたフロントデザインは先進的で、ヘッドライトのキレも非常に美しくなっています。
全高のトップ位置を後部まで下げた事によって、サイドから見た時の曲線フォルムがスタイリッシュな印象を与えます。
後部座席のドアハンドルをCピラーと一体化した形状としており、ドアスイッチを内蔵しているので、指をはさむ事故の防止にも繋がります。
細部にまでこだわったインテリアと外装、どちらも愛車をめざすという新型プリウスのコンセプトに適した仕上がりとなっていますね。
5代目新型プリウスはインテリアでも楽しめる!新たな魅力を徹底解説:まとめ
[出典引用:TOYOTA公式HP]
今回は新型プリウスの歴史と共に新たな魅力ポイントに着目してお伝えいたしました。
今回の記事のポイント
- 2023年1月10日に5代目新型プリウス販売開始
- 新型プリウスの燃費は28.6 km/Lとなっている。
- Zグレードではワイヤレス充電やシートベンチレーションが標準装備
- インテリアがおしゃれでかつ実用性が高い配置にこだわっている
- 外装もスタイリッシュで上品なデザイン
- 変わりゆく新時代を新型プリウスと駆け抜けよう
出会った瞬間に一目惚れしてしまうようなデザインは、いつまでも色褪せない長く愛されるプリウスの信念を感じさせる仕上がりになっています。
燃費性能だけにこだわらない熱いトヨタの想いを乗せた新型プリウス、3月に発売された新型プリウスPHEVと合わせて、新時代の愛車として目が離せません。