今回はコンパクトボディに広くて使いやすい室内空間を実現させた、デリカD2の内装を紹介していきます。
発売されてから色々進化を遂げながら、現行モデルに至っているデリカD2。
標準モデルとカスタムモデルの2種類のモデルがあり、好みに合わせて選ぶ楽しさも十分に味わえるでしょう。
また、デリカD2の内装は、以下のような魅力が詰まっています。
- ブラックベースな内装になっているので、いろいろなアイテムを加えてアレンジもできる。
- 使いやすい収納を、使いやすい場所に配置してあり室内はスッキリ片づけることができる。
- 広い室内に沢山の収納を備えているので手の届くところにサッとしまう事ができ、いつでも快適に過ごせる。
この記事を読んでから、デリカD2を選んでも遅くはありません。
早速、紹介していきますね。
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目次
デリカD2の歴史
引用:三菱自動車
まずはデリカD2の歴史から見ていきましょう。
デリカD2は三菱自動車工業が販売するAセグメント級の小型ハイトワゴンです。
ハイトワゴンとは
トールワゴンとハイトワゴンがありますが、その大きな違いは車高です。
トールワゴンは車高が1,630mm程度、ハイトワゴンは1,700mm以上超えるのが特徴です。
スズキ・ソリオ(2代目以降)の姉妹(OEM)車種で、2011年から生産・販売されています。
初代は2015年にフルモデルチェンジし、2代目モデルが販売されています。
2代目に移り変わると同時に、ソリオバンディットのOEM車であるカスタムモデルが追加されました。
そして、2代目へのモデルチェンジにより、エンジンとモーターの双方の動力を用いるハイブリッド方式が採用されました。
現行車に当たる2代目デリカD2は、モーターによる動力アシスト方法の違いにより、マイルドハイブリッド型とハイブリッド型の2タイプに分かれています。
2018年にマイナーチェンジを行い、安全装置を強化しました。
それにより、すべてのグレードが「サポカーSワイド」該当車となりました。
サポカーSワイドとは
- 安全運転をサポートする先進技術を搭載した車です。
- 高齢運転者を含めたすべてのドライバーによる交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、国が推奨する新しい自動車安全コンセプトです。
2023年6月8日、コンパクトハイトワゴン「三菱デリカD2」および「デリカD2カスタム」に一部改良を施し同日販売を開始しました。
この改良では、予防安全技術「三菱e-Assist」とパワースライドドアへの機能追加、ボディカラーの設定変更が行われました。
三菱e-Assistとは
- 三菱自動車が開発した予防安全技術のこと。
- 衝突被害軽減ブレーキ(FCM)
- 車線逸脱警報システム(LDW)
- レーダークルーズコントロールシステム(ACC)
- 誤発進抑制機能
などで構成され、車両に搭載されているカメラやレーダーからの情報を元に、様々な機能でドライバーの運転サポートを行う。
「デリカ」は荷物を運ぶ車(=Delivery Car)の略。
「D2」の「2」は同社のモデルを5段階でサイズ/排気量で区切った際、軽自動車の次に大きいということを意味します。
素敵な名前ですね。
デリカD2とデリカD2カスタム内装比較
引用:三菱自動車
デリカD2には品の良さと親しみやすさが魅力の標準モデルと、精悍さが持ち味のカスタムモデルがあります。
デザインが少し違うようなので、みてみましょう。
車両サイズ
車両サイズはデリカD2、デリカD2カスタムともに同じのようです。
全長/全幅/全高(mm) | 3,790/1,645/1,745 |
ホイールベース | 2,480 |
トレッド前/後(mm) | 1,435/1,440 |
最低地上高(mm) | 140 |
室内長(mm) | 2,500 |
室内幅(mm) | 1,420 |
室内高(mm) | 1,365 |
車両重量(kg) | 1,000 |
引用:三菱自動車
デリカD2
引用:三菱自動車
ゆとりのある快適な空間設計とし、デリカD2はネイビーとアイボリーを基調としたインパネで、シックで落ち着いた印象のデザインです。
万人に受け入れやすいベーシックなスタイルで乗る人を選びません。
引用:三菱自動車
光沢のあるライン柄とグレーミックス表皮を組み合わせた、シックなソファーのようなシートで質感の高さを表現しています。(素材はファブリック)
上級グレードではステアリングホイールが本革巻きになります。
デリカD2カスタム
引用:三菱自動車
ボルドーとブラックを基調とした上質さと、スタイリッシュさを感じさせる内装デザインが特徴です。
引用:三菱自動車
ボルドーとブラックを基調に、アクセントとして鈍く輝くメタルのような表皮で上質感を演出したシートです。(素材はファブリック)
カスタムモデルの全グレードで本革巻きステアリングホイールとシフトノブが装備されています。
デリカD2の収納スペースと装備
引用:三菱自動車
工夫がいっぱいの収納スペースになっています。
”コンパクトなボディの中にゆとりある室内空間を”、そんな相反するテーマの追求から生まれた独創的なパッケージングのデリカD2。
ゆとりのある室内の広さを確保しながら荷室の広さも実現しました。
それでは、車内の収納を紹介していきますね。
①フロントオーバーヘッドコンソール
引用:三菱自動車
②インパネアッパーボックス
運転席には小物を置いておけるスペースがあります。
全方位カメラパッケージ車、全方位カメラ付きナビパッケージ車にはこの場所にUSBソケットが装備されています。
引用:三菱自動車
③運転席アンダートレー
気が付いたときにサッと拭いたりするタオルなどを置いても良さそうですね。
引用:三菱自動車
④インパネアンダーボックス(センター)
引き出し式になっていて、ダストボックスとしても使用できそうです。
引用:三菱自動車
⑤ショッピングフック(インパネ)
インパネとラゲッジサイド左側に1つずつ、ついています。
引用:三菱自動車
⑥インパネドリンクホルダー(運転席・助手席)
掘り込み式になっているので、安定感があります。
紙パック式のドリンクも置けるのは嬉しいですね。
引用:三菱自動車
⑦インパネトレー(助手席)
スリムタイプのティッシュボックスがぴったり収まるサイズになっています。
助手席側に座る人の小物置き場として使ってもいいですね。
引用:三菱自動車
⑧グローブボックス
車検証などの書類関係をしまっておいてもいいですね。
引用:三菱自動車
⑨フロントドアポケット(両側)[ペットボトルホルダー付]
引用:三菱自動車
⑩運転席シートサイドポケット
すぐに手が届く場所にあるので、駐車券やあまり厚みのない小物などの保管場所としておけば、慌てて探すこともなくなりそうです。
引用:三菱自動車
⑪助手席シートアンダーボックス
靴を入れたり、子どもさんの外遊び用のおもちゃを入れるのに最適です。
引用:三菱自動車
⑫リヤヘッドボトルホルダー(両側)
引用:三菱自動車
⑬助手席シートバックポケット
雑誌やタブレットも入るサイズです。
助手席のシートバックのみで、運転席側にはついていません。
引用:三菱自動車
⑭ショッピングフック(ラゲッジサイド左側)
引用:三菱自動車
⑮サブトランク(2WD車)
引用:三菱自動車
スリムサーキュレーターなど、みんなにうれしい快適装備も充実しています。
空気を循環させることで、室内全体の温度を均一化するスリムサーキュレーターは薄型デザインで、室内の広さや眺めを損なうことはありません。
引用:三菱自動車
広い室内空間だから、前後シート間の移動もスムーズ。
リヤシートは165mmスライドします。
そして、最大56°リクライニングします。
それにより、居心地の良い後席を実現しています。
引用:三菱自動車
後席の足元に温風を送り込む、リアヒーターダクトを採用しているので、室内全体を効率よく温められます。
冬の寒い日、”後席は寒いから嫌だ”、なんていう声を聞くこともなくなりそうです。
引用:三菱自動車
後席には、両側にワイドに開くスライドドアを採用。
狭い駐車場でも隣の車を気にすることなくスムーズに乗り降りでき、荷物の出し入れにも便利です。
ドライバーがスライドドアから乗って、後席に荷物を置き、そのあと外に出ることなく運転席へ移動できます。
また、スライドドアストッパーを搭載することで、坂道でもドアの重みで閉まることなく、安心して乗り降りができます。
引用:三菱自動車
旅行に出かけるときも、”家族みんなの荷物がしっかり積める”そんなコンパクトカーを目指し、広々としたラゲッジルームを実現。
車内でゆったりと過ごせるよう、後席の足元にゆとりを確保。
後席を一番前にした状態から、10cmほど後ろに下げてもスーツケース5個を立てて載せられます。
引用:三菱自動車
①荷室開口幅(最大) | 1,075mm |
②荷室開口高 | 980mm |
③荷室床面幅 | 1,020mm |
④荷室床面長(5名乗車時) | 550*1~715*2mm |
⑤荷室床面長(2名乗車時:最大) | 1,390mm |
荷室開口地上高 | 665 |
引用:三菱自動車
*1:5名乗車時:後席は一番後ろの状態。
*2:5名乗車時:最大(後席は一番前の状態)。
床面のボードを開けたまま使用すれば、ベビーカーや観葉植物など、背の高い荷物を運ぶ時にも便利。
さらにリアシートを前に倒してフルフラットにすれば、大きな荷物も積むことができます。
引用:三菱自動車
デリカD2の室内を快適にする2つのアイテム
引用:三菱自動車
ここでは、デリカD2にあったら便利なアイテムを2点紹介していきます。
室内をきれいに保つアイテムや、快適に過ごせるアイテム達です。
早速見ていきましょう。
フロアーマット
引用:Amazon
海や山などアウトドア派の人や、小さなお子さまがいる家庭、梅雨の時期など車のフロアマットがすぐに汚れてしまうという方、沢山いるんじゃないでしょうか。
そんな時、替えのフロアマットがあれば、気兼ねなくお出かけもできフロアマットの汚れを気にしないといけないストレスからも解放されますよ。
材質がゴムになっていて、防水加工もされているこちらのマットなども参考までにご覧ください。
サンシェード
引用:Amazon
夏の暑い日、車内の精密機器を熱から守ったり、レジャーに出かけて車内で休憩をとる場合など、プライバシーを保護するために役に立つのがサンシェードではないでしょうか。
夏の車内温度は高温すぎて怖いぐらいです。
サンシェードは一台に一つ用意してあってもいいアイテムだと思います。
車中泊をする方にも役に立つこちらのサンシェードはいかがでしょうか。
快適&便利機能!デリカD2の内装、ゆとりある室内空間を一挙公開!:まとめ
引用:三菱自動車
ここまで見てきて思ったことは、デリカD2の内装は装備が充実しているということです。
そして、広いということ。
荷室はスーツケースを5個収納できるほどの積載能力もあるので、レジャーや旅行などでも大助かりです。
デザインはシンプルであるからこそ、どの年齢層の人でもしっくりくるものになっています。
きっとお気に入りの一台に出会えるはずです。