車中泊なんてできないのでは?
その質問にお答えします。
みなさん、一人で車中泊って冒険みたいで憧れますよね。
アウトドア好きの私の同僚は、普段から愛用しているコンパクトカーで車中泊しながらの旅行を趣味にしています。
きちんと準備をすれば、コンパクトカーでも車中泊を快適に過ごすのは簡単なのだそうですよ。
今回は、日産ノートで車中泊をするときのコツやポイントを紹介します。
これを見れば、これまで尻込みしていた愛車での車中泊も快適になり、旅の選択肢もぐんと広がること間違いなしです。
目次
日産ノートとは
出典:日産「ノート」外観・デザイン
日産自動車のコンパクトカーで、2005年の発売以来多くの人に愛され続ける人気モデル。
走行性・ハンドリング性・燃費などが、ノートが選ばれる主な理由です。
私も日産ノートに乗っていたことがありますが、パワーがあるうえに小回りが利くので、とてもオススメです。
街乗りも遠出も快適なノートに乗って、時間の許す限りどこまでも旅に出たいですね。
ノートで車中泊するメリット
車中泊をすれば、日帰りでは行けなかった遠出も可能に。
急に取れた休みの日でも、ホテルを急いで探す必要もなく気楽に旅行に行けるようになります。
また、車の中に自分だけの秘密基地空間を作るのはワクワクしますよね。
そんな秘密基地と一緒に、ふらっと気軽な旅に出発できるのは素敵ですよね。
ノートでも車中泊が可能?
車内に寝るための場所を確保することができれば、車中泊が可能です。
そのため、後部座席と荷室を活用した、2種類のフラットスペースの作り方を紹介します。
広さや用途に合わせて使い分けてみてください。
後部座席
出典:日産「ノート」室内
まずは後部座席を活用したフラットスペースの作り方を紹介します。
後部座席をただ倒すだけだと、狭くて一晩ゆっくり過ごすのは難しいです。
もう少し広くフラットスペースを確保するためには、まず前列シートを出来るだけ前まで出し、空いた足元のスペースに高さの合ったコンテナボックスを置きます。
これで、より広いフラットスペースを確保できます。
荷室
出典:日産「ノート」ラゲッジ・収納
次は、荷室を活用したフラットスペースの作り方を紹介します。
ノートは後部座席を倒しただけではフルフラットにはならず、荷室部分との境目に10cmほどの段差ができてしまいます。
フラットにするためには、この段差を埋める必要があります。
オススメなのは、ディーラーオプションのマルチラゲッジボードを使用する方法です。
フラットな空間を確保できると同時に、下に10cmほどの収納スペースまで作ることが可能です。
しかし、値段が25,000円と少し高めなので、手が出しづらいという意見もあるかと思います。
そんな方には、収納ケースや衣装ケースの活用をオススメします。
高さの合うケースを必要なだけ置くだけで簡単に隙間を埋められますし、同時に収納スペースも確保できます。
ノートで車中泊のコツ
フラットスペースができたら、次は寝床づくりです。
一番重要となるのが、マット選びです。マットはできるだけ厚手のものを選びましょう。
硬いところで寝ると体が疲れてしまいますし、いくら工夫をしてフラットにしていても、細かい段差はやはり気になってしまうからです。
オススメは、かさばらずに機能面にも優れる車中泊用のマットレス。
特に、エアーマットだと使わないときに小さくたためて場所を取らず車中泊には最適です。
車中泊で役立つもの
そのほかに、日差し対策や寒さ対策などに必要なグッズをいくつか紹介します。
シェード
日差し対策と、外からの視線をシャットアウトするためのものです。
フロントウィンドウには、フロントウィンドウ用サンシェードが市販されており、自動車用品店やネットに沢山の種類があります。
サイドウィンドウとリアウィンドウ用のサンシェードも、自動車用品店やネットで購入可能です。
こちらの予算を抑えたい人には、100均などに売っているアルミシートで十分に代用可能です。
窓のサイズに合わせて加工も簡単で、日差し対策にもなりますし、保温効果もあります。
インバータ
インバーターはコンセントを使う場合に必要になります。
スマホやカメラの充電用に持っておくと便利です。
寝具
寒い夜でも快適に過ごすために、かさばりますが寝具は準備しましょう。
普段使っているものでもいいですが、キャンプ用の寝袋が場所を取らないので便利です。
LEDランタン
室内灯を長時間つけっぱなしにするとバッテリーが落ちてしまう可能性があります。
充電式のLEDランタンなどを利用して、室内灯の使用は控えましょう。
また、ランタンは室内を照らすだけでなく、雰囲気のある素敵な空間にしてくれます。
かわいいデザインもたくさんあるので、楽しみながら選んでみてください。
車中泊での注意点
ノートで車中泊を始める前に、注意点やマナーについても理解しておくことが大事です。
車中泊禁止のサービスエリアや道の駅もあるのであらかじめ調べておきましょう。
車中泊をする場所の安全性確認
車上狙いが頻繁に発生していないかなど、車中泊をする場所の安全性をあらかじめ確認しましょう。
アイドリングはしない
寒いときは暖房をつければいいのでは、と思いがちですが、エンジン音が周りの人の迷惑になる場合があります。
また雪が多い地域だと、一酸化中毒の危険性もあります。
そのため、寝るときは絶対にエンジンを止めるようにしましょう。
トイレの有無を確認
駐車場の場合だと、トイレがない場合があります。
また、あったとしても夜間使用を制限しているところもあるので、事前に利用可能なトイレが近くにあるか確認してきましょう。
日産ノートでキャンプや車中泊!快適に過ごすコツを徹底解説!:まとめ
ポイント
- 日産ノートで車中泊は可能
- 荷室はそのままではフルフラットにならないので、段差を埋める工夫が必要
- マットは厚手でかさばらないものを選ぼう
- 車中泊のマナーも確認しよう
車中泊は、ホテルの予約が不要で自由気ままな一人旅にはもってこいです。
今回ご紹介したポイントをおさえて、日産ノートで車中泊を始めてみてはいかかでしょうか。
車中泊をする場合は、駐車の場所やアイドリングなど、ルールを守って楽しい旅行にしましょう。