そんな疑問にお答えします。
街でよく見かけるヤリス。
ヤリスはコンパクトカーに定義されていますが、内装は「広い」のか「狭い」のか気になったことはありませんか?
そんな疑問を解決するには、寸法図を見るのが一番です。
そんな方もいると思います。
でも、安心してください。
ここでは、小学5年生でもわかるように、なるべく数字を使わずに解説しています。
ヤリスの寸法を知ることができれば、あなたのカーライフがもっと楽しくなること間違いなしです。
それではゆっくりとご覧ください。
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売ろうと考えていない人も価値がどのくらいあるのか知ってみるのは必要です。
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目次
ヤリスの歴史
引用:トヨタ
まずはヤリスの歴史から辿ってみましょう。
2020年に新世代コンパクトカーとしてトヨタから発売されました。
コンパクトカーの域を超える新世代コンパクトカーとして売り出しました。
最新の安全・安心技術を掲載し、コンパクトカーという概念を大きく超える一台として、高い人気を誇っています。
ヤリスはもともと「ヴィッツ」という名前で1999年より国内で発売されていました。
「ヤリス」というのは海外向けの名前でしたが、2020年のフルモデルチェンジの際に、国内向けブランドと海外向けブランドの車名の統一を図りました。
「初代ヴィッツ」(1999~2005年)
引用:トヨタ
引用:トヨタ
快適に過ごせる室内空間と優れた基本性能を備えたコンパクトカーとして「スターレット」の後継者として日本国内で発売されました。
コンパクトサイズなのに多用途に使える室内、爽快な走り、卓越した安全性を実現しました。
さらに、徹底した軽量・低燃費設計により地球環境を考えた省資源、省エネルギーを追及しました。
お求めになりやすい価格であることも人気の理由だといえます。
すごいことに、2000年に欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得。
1999〜2000年には日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞し、ダブルタイトルを獲得しています。
「2代目ヴィッツ」(2005〜2010年)
引用:トヨタ
引用:トヨタ
初代ヴィッツを踏襲するスタイルに一変し、”MY PROUD COMPACT”をテーマに開発されました。
あらゆる面で徹底的に向上を図り、これまでのコンパクトカーより一段階上の水準を追求しました。
広い室内空間、軽快で安定感のある走り、上質なインテリアで、実用性がより一層向上しています。
クラストップレベルの高い安全・環境性能などを実現し、クオリティの高さを感じる事ができるコンパクトカーに進化を遂げました。
「3代目ヴィッツ」(2010〜2020年)
引用:トヨタ
引用:トヨタ
コンパクトカーに対する多様なニーズに応えるべく、”コンパクトカーのあるべき姿”を再定義し開発されました。
ヴィッツの特徴である優れたパッケージングは、先代に対し室内長や荷室の奥行きを拡大するなどさらなる余裕を確保しました。
コンパクトでも広い室内空間と上質なインテリアになっています。
豊富なユーティリティー、圧倒的な低燃費など、質感・快適性・使い勝手・経済性とあらゆる領域でひとクラス上を追求し誰もが誇りを持てる新世代のコンパクトカーとしての魅力を備えました。
「ヤリス」(2020年2月~現在)
ヴィッツからさらなる進化を遂げて、走る楽しさと、トップレベルの低燃費、先進の安心安全技術を備えた新世代コンパクトカーとして「ヤリス」が誕生しました。
ヤリスのコンセプトは”軽く、小さく、扱いやすく”です。
運転のしやすさ、優れた操縦安定性、高い燃費性能、躍動感あふれるスタイリングをコンパクトなボディに凝縮しました。
そしてコンパクトカーならではの”爽快なハンドリング”という強みを生かしつつ”上質な乗り心地”と、”最新の安全・安心技術”を備えた車を目指しました。
トヨタのコンパクトカーとして初めてE-Four(電気式4WDシステム)を掲載したのも特徴の一つです。
2024年1月17日に一部改良され発売されています。内外装のデザインやシートの表皮の素材、装備などが変更され、ボディーカラーにも新色のマッシブグレーが追加されています。
ヤリスは、
ポイント
・日常をアクティブに躍動させるデザイン~自由をもたらす走りの形~
・世界トップレベルの低燃費と軽快な走り~走りたい、その気持ちに呼応する~
・機能的で上質な心地よい室内空間~ワタシタチをご機嫌にする、快適な空間~
・トヨタ初の高度運転支援と安全性能~自由を支える、安心と先進技術~
・車とつながる便利なコネクティッドサービス~通じ合うパートナーのような存在へ~
などなど、今までのコンパクトカーの常識を超える、沢山の魅力にあふれた車になっています。
ヤリスの種類は?
引用:トヨタ
次はヤリスのグレードや種類を見ていきましょう。
どんな種類があるか気になっている人も多いのではないでしょうか。
上質な装備を取り備えた最上位モデル
引用:トヨタ
- Z(ハイブリッド車1.5L・2WD)
- Z(ハイブリッド車1.5L・E-Four)
- Z(ガソリン車1.5L・CVT・2WD)
- Z(ガソリン車1.5L・CVT・4WD)
- Z(ガソリン車1.5L・6MT・2WD)
- ガソリン車は1.5Lのみになり、ホイールサイズは15インチから16インチ(ハイブリッドの4WDは全車16インチ)になります。
- LEDヘッドランプやパーキングサポートブレーキなどが、標準装備。
- 車内の快適な空気環境をつくる「ナノイーX」も標準装備。
- ステアリングやメーターの加飾やLEDアンビエント照明、フロントグリルやリヤルーフスポイラーが専用のデザインになるなど、上質で最上級モデルらしい見た目になっています。
バランス良くニーズを満たすミドルモデル
引用:トヨタ
G(ハイブリッド車1.5L・2WD)
G(ハイブリッド車1.5L・E-Four)
G(ガソリン車1.5L・CVT・2WD)
G(ガソリン車1.5L・CVT・4WD)
G(ガソリン車1.5L・6MT・2WD)
G(ガソリン車1.0L・CVT・2WD)
- グレードXと比べてメーターがデジタル式に、エアコンがオートになることが大きな違いになります。
- ナビ・オーディオのディスプレイは大型の8インチ。
- スマートエントリー&スタートシステムやバックガイドモニターが標準装備。
基本の装備を備えたシンプルモデル
引用:トヨタ
X(ハイブリッド車1.5L・2WD)
X(ハイブリッド車1.5L・E-Four)
X(ガソリン車1.5L・CVT・2WD)
X(ガソリン車1.5L・CVT・4WD)
X(ガソリン車1.5L・6MT・2WD)
X(ガソリン車1.0L・CVT・2WD)
- エントリーモデルであっても、6つのエアバックやトヨタセーフティセンスなどの安全装置が標準で装備。
- そして、1.5L車では車線維持機能やレーダークルーズコントロールも追加されます。
- 14インチタイヤとスチールホイール、7インチのディスプレイオーディオを標準装備。
こんなにたくさんあるんですね。
正直な話、予算と普段の車の乗り方や好みで選ぶしかないですよね。
低価格な車が欲しい、普段は短距離の移動にしか使わない、という方であればXグレードでもいいかと思います。
長距離を走ることもなければ、ハイブリッドにする必要もないと思うので、価格を抑えることができそうです。
予算に合わせてということにはなりますが、オプションの選択肢が広いという点で、Gグレードは魅力的ですね。
スポーティーな走りを味わいたい、上質感や安全性を重視したいという人には、もちろんZグレードがおすすめになりますね。
コストパフォーマンスで選ぶなら、おすすめはハイブリッドGではないでしょうか。
ヤリスの寸法
引用:トヨタ
全長×全幅×全高
それぞれ、ボディの端から端まで、全高であれば地上からになる。
全幅で、ミラーは取り外せる付属物ということで含まれない。
室内長・幅・高
室内長はインパネから後席の後ろ、つまりヘッドレストの間を測っている。
幅はドアの一番えぐれている所の間で測ることが多い。
高さはフロアと天井のそれぞれ平な所で測っている。
ホイールベース
横から見て前後タイヤ&ホイールの真ん中を測定したものになる。
トレッド
タイヤ幅を示すもので、前や後ろから見て左右タイヤの端から端と思いきや、ホイールベース同様にタイヤ幅の中心間を測る。
小回り
日常的な取り回しやUターンのしやすさなどと関係するので大切ですよね。
一番外を通るタイヤ幅の中心線が通るラインの半径となる。
ヤリスのボディーサイズは以下の通り
ハイブリッド | ガソリン | |||
1.5L | 1.5L | 1.0L・CVT | 1.5L・6MT | |
駆動 | 2WD/E-Four | 2WD/4WD | 2WD | |
全長(mm) | 3,950 | |||
全幅(mm) | 1,695 | |||
全高(mm) | 2WD:1,495
E-Four/4WD:1,510 |
1,495 | ||
車両重量(kg) | 2WD:1,050~1,090
E-Four:1,160~1,180 |
2WD:990~1,020
4WD:1,100~1,130 |
940~970 | 980~1,000 |
ホイールベース | 2,550 | |||
最低地上高(mm) | 2WD:145
E-Four:160 |
2WD:145
4WD:130 |
140 | 145 |
最小回転半径(m) | 4.8~5.1 | 4.8~5.1 | 4.8 | 4.8~5.1 |
トレッド/フロント
/リヤ |
2WD:1,480~1,490
E-Four:1,475 |
2WD:1,480~1,490
4WD:1,480~1,490 |
1,490 | 1,480~1,490 |
2WD:1,475~1,485
E-Four:1,480 |
2WD:1,475~1,485
4WD:1,480~1,490 |
1,485 | 1,475~1,485 |
引用:KINTO
引用:トヨタ
初代ヴィッツの頃から比べると、サイズ感も随分と変わりましたね。
ヤリスのボディーサイズは全グレード全長3,950mm×全幅1,695mm×全高1,510mmとなっています。
E-Four/4WDは、全高が1,510mmと若干高くなります。
最小回転半径は4.8m〜5.1ⅿと、小回りが利くので細い道やUターンの時、車庫入れなどスムーズにできるのではないでしょうか。
ヤリスの室内寸法は以下の通り
室内長(mm) | 1,845 |
室内幅(mm) | 1,430 |
室内高(mm) | 1,190 |
引用:トヨタ
コンパクトカーながら横幅は広いほうで、収納スペースもたくさんあり充実しています。
しかしながら、リアシートのサイズ自体が小さいため、後部座席は前後の奥行きや高さが少し狭く感じるかもしれません。
その分、運転席は視野が広く、スポーティな加速感や振動の少ない安定感のある走り、一体感のある操作性など、前席重視なデザインとなっています。
定員は5人ですが、後部座席は窮屈さを感じることも多いと思われるので、一人や二人で利用することが多いという方であれば、存分に楽しめる車ではないでしょうか。
荷室のサイズは以下の通り
2WD | E-Four/4WD | |
/リヤシート使用時
長さ(mm) /リヤシートバック両側前倒し時 |
最大:622~630
最小:569~602 |
最大:622
最小:602 |
最大:1,333
最小:1,316 |
||
幅(mm) | 最大:1,153
最小:1,000 |
|
高さ(mm) | 最大:692~831
最小:公表値なし |
最大:692
最小:公表値なし |
容量(L) | 209~270 | 209 |
引用:KINTO
引用:トヨタ
6:4分割可倒式リヤシートになっていて、シートを倒せば尺長の荷物なども安心して積める奥行になります。
ゴルフバッグを3つ程度まで積むことが可能です。
ヤリスの荷室の床は凹凸が少ないというのも特徴になっています。
トランクを開けた際に自動的にランプが点灯する(ラゲージルームランプ)を全グレードに掲載しているのも、優しい配慮で魅力の一つですね。
ヤリスっていう名前はよく聞くけど、寸法図はどうなっているのかな?:まとめ
引用:トヨタ
ヤリスが人気を集めている要因となっているのは、自動車としてのバランスの良さのように思います。
燃費がいいのはもちろんのこと、操縦性、安全性、デザイン、価格帯などすべてのバランスが良く、”ちょうどいい自動車”だからこそ、長く幅広い人たちから支持されているようです。
特に子育てが一段落し、大きな車が不要になったという世代が、運転しやすく経済的な車にチェンジしていっているようです。
後部座席は少し窮屈さを感じるようですが、ほぼ前席しか使わないという方には快適な空間であるということは間違いないと思います。
ヤリスはコンパクトカーと言われる車種で、小回りがきくサイズ感と運転がしやすいという点で、通勤やプライベートで毎日のように車を運転する方、新社会人になられた方におすすめしたい車です。
車両価格もお手頃なので、❝少しでも安くいい車を❞と思っている方にもおすすめですね。